今度、久々に海外旅行に行くけど、お金ってどうしよう?
やっぱり現金を持ち込んで、現地で換金するのが一番安いんだよね…?
ちょっと待った!
コロナの間に時代は進んで、現金持ち込みは割と時代遅れ。
簡単かつお得な『Wise(ワイズ)』の開設がおすすめ◎
旅先での「お金」の管理、皆さんはどうしていますか?
- 現地で両替
- カード払い
- キャッシング
迷った結果、とりあえず持ってきた現金を両替して…「これって本当に賢い方法なのかな?」と、私はいつも思っていました。
何より気になるのが「手数料」。
私は海外でノマド生活を始めて2年目ですが、日本円から外貨を「業界最安手数料」で引き出せる「Wise」を愛用しています。
この記事を読むことで、海外で賢くお金を管理できるようになるはずです!
申し込む場合は、「紹介」が1番お得。
600USドル分の送金手数料が「無料」になるよ!
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Wise(旧Transfer Wise)とは?
Wiseは、海外送金をより安く、公正で、シンプルにすることをミッションとして、2011年に設立された会社。
現在、Wiseの「マルチカレンシー口座」は、何百万人もの人々やビジネスが、世界中で資金管理をするのを手助けしています。
真のボーダレスになるのを妨げる「仲介業者」を排除したい、というのがWiseの目的だそうです。
素晴らしい理念!
Wiseの3つの機能
まず、Wiseには「3つの機能」があります。
- 口座としての機能(オンライン上の「マルチカレンシー口座*」)
- デビットカードとしての機能
- 海外送金の機能
1つのサービスですが、以上の「3つの機能」を利用することができます。
詳しくは、後ほど解説します。
Wiseの3つのメリット
Wiseを利用すると、どんな良いことがあるの?
Wiseには、大きく以下の3つのメリットがあります。
① 手数料が安い
「手数料が安い」ことのがWise最大のメリットで、多くの人に使われる理由だと思います。
基本、海外でのカード利用は
- 送金手数料(送金を行うための手数料)
- 為替手数料(為替レートに上乗せされる手数料)
- ATM利用手数料
などがかかってきます。Wiseはこれらをトータルして、「安い」設定になっています。
② 海外でもはじかれにくい
- 「海外のATMでクレカを利用したら、エラーで引き出せない…」
- 「日本のカードがはじかれ、アプリに登録できない…」
- 「海外での少し高額な決済(例:Airbnbなど)は、すぐにロックがかかる…」
こんなことが、海外に行くと起こりがちです。
経験上、Wiseのデビットカードカードは、こういったエラーが極めて起こりにくいです。
「海外のカードという扱いにならないから」が、大きな理由かなと思います!
重宝してます!◎
③ 1つの口座アプリで、複数の通貨を管理できる
Wiseは「マルチカレンシー口座*」と言って、日本円、USドル、タイバーツ…のように、複数の通貨を1つのアプリ内口座で「管理」することができます。
また、アプリ内で通貨を「両替」できるのも、便利な点です。
*Multi = 複数 Currency = 通貨
特にノマドには助かる!◎
(事例あり)Wiseの利用シーン
実際、どんなシーンでWiseを使うの?
こんなシーンで、便利に利用できます。
- 海外ATM引き出し
- 海外のアプリ(デリバリーなど)クレカ払い
- 店頭クレカ払い
- 自身の日本口座 → 海外口座への送金
- 海外の友人への送金
- 会社の国境を跨いだ送金
こんな感じです。
(例)タイへ1ヶ月滞在。2週間経過して、手持ちが無くなりそうなので、現地ATMでタイバーツを引き出したい!
そんな時こそWiseの出番です。
① 日本円からタイバーツのWise口座に入金
② デビットカードを使ってATMで引き出す
これで完了です!
わざわざ多額の日本円を持ち込んで、現地で換金する必要もありません。
※2023/1/25追記
日本のクレジットカードでキャッシングを行う場合、手数料は表示されるものの、実際にはかからないとの情報を頂きました。カード会社毎に別で設定されていることもあるようなので、ご自身でお調べ頂くことをおすすめします。
どんな人がWise口座を開設するべき?
- 海外でノマド生活をしている人(しようと思っている人)
- 海外に長期滞在する人
- 海外旅行でどれくらいお金を使うか未定な人
- 日本口座に定期的に入金のある、海外移住者
こういった方は、海外に出る前にWiseの口座を開設し、デビットカードを作っておくことをお勧めします!
ちなみに私は、
- ノマドで母国からずっと離れている状態
- 出来るだけ多くの現金を持ち歩きたくない
という理由から、普段Wiseを利用して、ATMで必要分を下ろすようにしています。
あとは、クレジットカードも普通に使います。
手数料や、現金が余ったとき、諸々考えると、結論コスパが良いんじゃ無いかと思います!
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Wiseの手数料
手数料が安いって言うけど、どれくらいなの?
月2回、合計30,000円までは出金手数料が「無料」。
それ以降は、
- 月3回目以降:出金ごとに「70円」
- 出金額30,000円以降:手数料「1.75%」
です。それでも業界で言うと最安値です。
基本的に、クレジットカード会社や銀行、PayPalなどの会社は、引き出し時「隠れコスト」と言われるものが発生します。
手数料とは別で、「為替レート」に対して上乗せをしているケースが多いため、コミッションが取られていることに気付きにくいことが多いんです。
一方で、Wiseは常に正規のレートを利用しています。
事前に受け取り額を明瞭に提示してくれるため、とても良心的なサービスです!
オープンで透明性があって、信頼感があるね!◎
Wiseの対応国
Wiseの対応国は以下の通り。ほとんどの主要な国を網羅しています。
東南アジアだと、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシアと、今まで行った国では問題なく使えています◎
*カンボジアの「リエル」は口座開設が出来ませんでした。
ただ、現在USドルが主流で、ATMでもドル引き出しが可能です。USドル口座を利用すれば問題なしです!
Wiseの口座を保有できる通貨:49通貨
以下の49通貨のWise口座を保有できます。
- アラブ首長国連邦・ディルハム
- オーストラリア・ドル
- バングラデシュ・タカ
- ブルガリア・レフ
- ボツワナ・プラ
- カナダ・ドル
- スイス・フラン
- チリ・ペソ
- 中国・元
- コスタリカ・コロン
- チェコ・コルナ
- デンマーク・クローネ
- エジプト・ポンド
- ユーロ
- 英ポンド
- グルジア・ラリ
- 香港・ドル
- ハンガリー・フォリント
- インドネシア・ルピア
- イスラエル・シェケル
- インド・ルピー
- 日本・円
- ケニア・シリング
- 韓国・ウォン
- スリランカ・ルピー
- モロッコ・ディルハム
- メキシコ・ペソ
- マレーシア・リンギット
- ナイジェリア・ナイラ
- ノルウェー・クローネ
- ネパール・ルピー
- ニュージーランド・ドル
- フィリピン・ペソ
- パキスタン・ルピー
- ポーランド・ズウォティ
- ルーマニア・レイ
- スウェーデン・クローナ
- シンガポール・ドル
- タイ・バーツ
- トルコ・リラ
- タンザニア・シリング
- ウクライナ・フリヴニャ
- ウガンダ・シリング
- 米ドル
- ウルグアイ・ペソ
- ベトナム・ドン
- 西アフリカ・CFAフラン
- 南アフリカ・ランド
- ザンビア・クワチャ
Wiseを利用して海外送金ができる国:77カ国
以下の77カ国に、Wiseで送金ができます。(*口座の開設はできません)
- ヨーロッパ
- アイルランド
- アメリカ
- アラブ首長国連邦
- アルゼンチン
- アンドラ
- イギリス
- イスラエル
- イタリア
- インド
- インドネシア
- ウガンダ
- ウクライナ
- ウルグアイ
- エジプト
- エストニア
- オーストラリア
- オーストリア
- オランダ
- カナダ
- ガーナ
- キプロス
- ギリシャ
- クロアチア
- ケニア
- コスタリカ
- コロンビア
- ザンビア
- サンマリノ
- ジョージア
- シンガポール
- スイス
- スウェーデン
- スペイン
- スリランカ
- スロバキア
- スロベニア
- タイ
- タンザニア
- チェコ共和国
- チリ
- デンマーク
- ドイツ
- トルコ
- ナイジェリア
- ニュージーランド
- ネパール
- ノルウェー
- パキスタン
- バチカン市国
- ハンガリー
- バングラデシュ
- フィジー
- フィリピン
- フィンランド
- ブラジル
- フランス
- ブルガリア
- ベトナム
- ベルギー
- ボツワナ
- ポルトガル
- ポーランド
- マルタ
- マレーシア
- メキシコ
- モナコ
- モロッコ
- ラトビア
- リトアニア
- リヒテンシュタイン
- ルーマニア
- ルクセンブルク
- 韓国
- 香港
- 中国
- 南アフリカ
- 日本
Wiseの使い方
ここからは、Wiseの使い方について解説していきます。
口座への入金の流れ
① Wiseのアプリ上で、利用したい通貨を選択
② 口座に追加したい額(:今居る国の通貨)と、入金する額(:日本円)を確認
③ Wiseの保有する「PayPay銀行」の口座に、同額を入金
④ すると、約5分前後でアプリに反映されます。
反映後、入金した額が使えるようになります!
Wiseデビットカードの使い方
デビットカードの使い方は、日本のデビッドカードやクレジットカードとほぼ同じです。
カードの裏面、もしくはアプリに
- カード番号 (Card number)
- 有効期限 (Expiry date)
- セキュリティコード (Security code)
の番号が記載されているため、オンラインの場合はそれを入力すると、決済が可能です。
その場でのカードでの決済や、タッチ払いにも対応しています。
ATMでの引き出し方
① ATMに「Wiseデビットカード」を挿入します。
② パスコードを求められるので、アプリ画面の「Show PIN(ピンを表示)」からパスコードを確認・入力します。
③ 替え面は大体「英語」表示に切り替えられるので、表示に沿って進んでいきます。
*選択肢の出てくる部分では「Withdraw(引き出し)」「Savings(預金)」を選べばOKです。
④ 下ろしたい額を確認し、決定を押します。
Wiseの入会金・年会費
Wiseの口座・デビットカードは入会金・年会費「0円」です。
デビットカードの発行時に、発行手数料として「1,200円」がかかります。
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(おまけ)Wiseの仕組み・送金の流れ —なぜ手数料が安いの?
Wiseは、送金に「独自のシステム」を利用しています。
その「独自のシステム」によって、「手数料が安く」「速い」海外送金が可能となっています。
「独自のシステム」って何?怪しい…
通常の海外送金は「SWIFT」という仕組みを利用しています。
「SWIFT」って何…!
「SWIFT」は、世界中の銀行を繋げるネットワークのようなもの。
送金元→(中継銀行)→ (…) →(中継銀行)→受取先のように、数多くの銀行を介して送金が行われます。
中継が多いから、手数料が高くなっていくってことか!
その通りです!手数料が高くなり、送金にかかる時間も長くなります。
一方Wiseは、まず送金する人が「日本のWise口座」に入金。
それと同じ額を「Wise」が確認し、「受取人の国の口座」へと振り込みます。
つまり、Wiseが各国に拠点を持つお陰で、実質「国内送金」のみを利用した仕組みになっています。
そのため、「手数料」や「時間」を抑えることができるのです!
(例)送金人の銀行口座→Wise日本口座 Wiseのアメリカ口座→アメリカの受取人の銀行口座
まとめ
Wiseの口座・デビットカードについて、網羅的に解説しました!
ご自身がWise口座を開設すべきかどうか、明確になったでしょうか?
デビットカードは届くまでに若干の時間も要するので、早めに申し込みを済ませておくことをおすすめします!