チェンマイでの物件探し、どうやってるのか教えて!
ご飯が美味しく、物価も低く、カフェ密集度が世界レベルで高い「チェンマイ」。
まさに世界中のデジタルノマドが注目する、魅力的な街です。
私は東南アジアでノマド生活を始めて2年目、現在チェンマイに沈没中。
ちょうど先日、チェンマイのコンドミニアムを契約してきました!
そこで今回は、チェンマイでの賃貸(コンドミニアム・アパート)契約までの方法と流れをまとめました!
2023年現在の家賃相場・おすすめの物件やエリアも記載したので、是非参考にしてみてください!
これを読めば、チェンマイでの物件契約はもう心配なし!!
*海外に長期滞在するなら、Nomad Insurance(ノマド保険)の加入とWiseの口座開設もお忘れなく。私もどちらも愛用しており、おすすめです!↓
チェンマイの賃貸契約の仕組み
まずはチェンマイでの賃貸契約に関して、基本的なことからお伝えします。
① 入居審査が楽!(ほぼない)
海外で部屋を借りるってことは、審査とかが相当大変じゃない?
実は、チェンマイで部屋を借りるハードルはかなり低いです。
外国人でも、簡単に部屋を借りることが出来てしまいます◎
最も早くて、即日入居ができることも全然あります。
実際私も、部屋探しを始めて1週間以内に入居しました!
必要なものはほぼ、パスポートのみ。
日本だと、勤務先、年収、業種、連帯保証人など、様々な情報が必要で、長い期間を要します。
一方チェンマイでは、日本のように重〜い手続きはなく、手軽に入居することができます◎
書類へのサインなどはもちろん行いますが、手続きが重くないのは嬉しい…!
② 契約期間が柔軟!
契約期間は、
- 3ヶ月、6ヶ月、1年と選べる場合
- 最低契約期間が決まっている場合(6ヶ月または1年など)
があります。
3ヶ月、6ヶ月、1年と別れて提示される場合、それぞれ1,000バーツくらいの差で安くなっていることが多いです。
契約期間が長いほど、お得!◎
③ どこも家具付き!
日本だと、冷蔵庫や洗濯機、ラックなど、全てニトリやIKEAで取り揃えて…と、「引っ越し=大移動」みたいなイメージ。初期費用も莫大です。
一方、タイの不動産は、基本的にどこも家具付き。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 机と椅子
- ベッド
- ラック
- 鏡
この辺りは、どのコンドミニアム・アパートでも基本的についてきます!
これがノマドにはめちゃめちゃ助かる…!◎
Airbnb感覚でお部屋が契約できてしまう感じ!
チェンマイでの賃貸契約に必要なもの
先にもお話ししましたが、チェンマイでの賃貸契約に必要なものは、実質ほとんどありません。
特別なことがない限り、
・デポジットとして家賃2ヶ月分の支払い*(退去時に戻ってきます)
*デポジットの形態は、契約により異なります
以上の2点さえあれば、チェンマイで賃貸契約ができます◎
「ビザが必要なのでは?」と、鋭い方は考えるかと思いますが、
今回私が契約を行った時点では、ノービザで入国した時のスタンプしかありませんでした。(数週間後が期限)
それでも契約が出来たので、まだ長期滞在のビザを取得できていない、もしくは申請中の場合なども、契約ができると思います。
※部屋が契約できても、長期滞在するためのビザは必要なので、そこはお忘れなく!
チェンマイでの部屋探し3つの方法
チェンマイでお部屋探しをする手段は、主に3つあります。
① エージェント(不動産仲介業者)を利用する
まず最初に、1番安心でおすすめなの、① エージェント(不動産仲介業者)を利用することです。
オーナーさんと直契約を行うと、何かトラブルがあった時が大変。
ですが、エージェントという第三者が存在することで、公平に解決へと導いてもらえます!
また、入居の前にはしっかりと部屋の隅々までチェックを行い、写真で記録に残してくれます。
LINEのアルバムにも共有してくれました。
元々あった家具の傷を「後からついたものだ」と言われることもなく、安心ですね!◎
どのエージェントも、基本「LINE」でのやり取りになります。
条件を伝えると、おすすめ物件のURLを提示してくれる → 気になった物件を伝え、「内見」の流れ となります!
*ちなみに部屋の候補は、基本的に全て各Webサイト上に掲載されています。
おすすめのエージェント紹介
今回私が利用して良かった、おすすめのエージェントを2社紹介します!
Perfect Homes
今回、私が実際に契約を決めたのはこちらの『Perfect Homes』というエージェント。
先に述べた通り、入居前のチェックやLINEへの共有など、とても丁寧に対応してくれました!
🕘 営業時間:8:00 – 18:00
💻 Webサイト:perfecthomes.co.th
💬 LINE ID:@perfecthomes
66 Property
こちらは直接ニマンヘミンにあるオフィスを訪れてみました。
が、物件の条件とLINE IDを伝えると「後で候補送りますね!」と、対応自体は1分で終わりました!笑
タイ、無駄がなくて良い!笑
私がID検索で見つからない設定だったようで、再度こちらから連絡しました(笑)
その後は担当者の方が、丁寧に対応してくれました!
両者とも、チェンマイにオフィスがあるので、直接訪れてみても、LINEで連絡しても良いと思います!
② FacebookのMarketplaceやグループで探す
東南アジアでは、日本よりもFacebookの利用率が高いです。
チェンマイの物件は、オーナーさんやエージェントの人が直接「Facebook」上に掲載していることが多いです。
Facebookグループ
例えばこのようなグループ。
「House for rent in Chiang Mai」というグループで、出品者が投稿を行っています。
大体、1日1件ほどは更新されています。
最新の物件も見つかりそうだね!
連絡方法は、Messengerから
Hello! This room is still available?(まだ空きはありますか?)
みたいな感じで問い合わせると、返答をくれます。
エージェントなどに属していて、他の物件の候補も持っているケースが多いので、少し気になったらガンガン問い合わせてみると良いかなと思います。色々見ることで、相場や、自分がどんな部屋が理想か、などが見えてくると思います◎
» House for rent in Chiang Mai(Facebookグループ)を見る
Marketplace
日本人はあまり馴染みがないかもしれませんが、Facebook上には、商品や賃貸を出品できる機能があります。
それが「Marketplace」です。
① 「Marketplace」にアクセス
② 左のサイドバーから「賃貸物件」を選択
③ エリア・価格帯などの条件を絞る
で、検索結果が表示されます。
こちらも掲載日が表示されるので、新しいリスティングかどうかも確認できて便利です◎
あまりちゃんと見てなかったけど、良さげなとこ多い!笑
③ 直接回って聞く
意外かもしれませんが、「チェンマイの街を歩き回り、直接聞きにいく」という方法が割とメジャーだったりします。
気になるエリアを決めたら、ひたすら歩いて住みたいコンドミニアムやアパートを探します。
コンドミニアムなどであれば、「Sales Office」という小さな事務所が併設されていることが多いです。そこに直接訪問してみると、話を聞いてくれます。
*場所によっては「貸し出し(Rent)」は行わず、「売り出し(Sale)」のみの場合もあります。その場合は、部屋ごとのオーナーやエージェントを当たらないといけません。
住みたいエリアが明確な場合は良いかも!
チェンマイでの物件決め〜契約の流れ
今回私は「Perfect Homes」というエージェントを利用。その際の流れをまとめます!
- Webサイトや紹介候補から目星を立て、内見をお願いする
- 内見を経て「ここに住みたい!」と意志を決める
- LINEで決めたい旨を連絡し、パスポートの写真を送る
(*写真付きのページと、最後の入国スタンプのあるページ) - 入居可能日を提示されるので、当日荷物を持って移動
- エージェント・オーナーと一緒に部屋に入り、説明を受ける
- 最初の1ヶ月分の費用(今回は12,000バーツ)を先払い
*銀行振り込みが主流です - 部屋の確認(*入居時点である、部屋内の傷や汚れは要チェック。
Perfect Homesさんは事前に写真撮影し、書類とLINEグループにまとめてくれました…!) - 契約書にサイン(印鑑などは不要です。ボールペンで紙にサインしていきます)
- その後、デポジットとして2ヶ月分の費用(今回は24,000バーツ)を支払い
以上の流れで、入居完了です!
簡単!ご入居おめでとうございます!!
チェンマイの家賃相場(2023年現在)
料金 | ランク |
---|---|
〜 5,000バーツ | ローカルアパート |
5,000 〜 8,000バーツ | ジム・プールなし 普通のアパート |
8,000 〜 13,000バーツ | ジム・プール付き 普通のコンドミニアム |
13,000 〜 20,000バーツ | ジム・プール付き 立地良く、綺麗なコンドミニアム |
20,000バーツ〜 | ジム・プール付き 高級コンドミニアム or 一軒家 |
1回目に私が滞在したアパートは… まさかの1ベッドルームで「3,300バーツ」の新築アパートでした!
在住者の友人がオープンした家だったので、コネクションがなければ発見できていなかったと思います。
周囲に木が多かったので、若干アリが出ましたが、とても綺麗で可愛らしいお家で、とても気に入っていました!
エリアは「San Sai」という、中心地から車でh北東に10~15分程度の場所です。
1万円ちょいでこのクオリティは、バグでした(笑)
2回目に私がチェンマイで契約した物件は、1ベッドルームで「12,000バーツ」のジム・プール・コワーキングスペース付きコンドミニアムです。
が、もう少し値段交渉などで抑えられたのかなぁという気持ちもあります!
繁忙期だったようで、次々埋まっていって焦りました!
とはいえ、新築でジム・プール・コワーキングスペース付き。中心地からもそう遠くないので、条件が揃ってこの価格。日本人感覚としては、かなり安いですね!
チェンマイでの1ヶ月の水道・光熱費は?
Airbnbやホテルとは違って、水道光熱費は別でかかります。
チェンマイは「水道代」がとても安いです。300〜500バーツほど。(*飲めません)
どちらかというと「電気代」が少し高いので、注意したほうが良いかもしれません。1,000〜3,000バーツほど。
タイバーツ(B) | 日本円(¥) | |
---|---|---|
水道代 | 300 – 500 | 1,200 – 2,000 |
光熱費(電気代) | 1,000 – 3,000 | 4,000 – 12,000 |
Total | 1,300 – 3,500 | 5,200 – 14,000 |
トータルすると、日本円で5,000〜10,000円くらい、冷房を使いすぎるとそれ以上のイメージが良ささそうです!
ただ、チェンマイはタイの中でも北部に位置し、涼しい時期が長いです。
クーラーを数ヶ月間、全く使わない時期もあるので、バンコクやプーケットなど南の県と比べると、多少節約になるかと思います!◎
チェンマイおすすめエリア & 物件
チェンマイ自体は広い県ですが、市内のメインエリアとなる場所は、バイクやタクシーで端から端まで20分もあれば横断できるほど凝縮されています!
大きく分けると、以下の地図のように分けることができます。色のついている部分がおすすめで、特にピンク色は人気のエリアです!
エリアに関する詳しい情報は、以下にも記載しています!
① 旧市街エリア
旧市街は観光地のど真ん中なので、ホテルなどは多いですが、コンドミニアムなどはあまりヒットしないかもしれません。
ですが、お堀の外側に位置し、旧市街徒歩圏内の物件は多く存在します!
② ニマンヘミン(Nimmanhaemin)エリア
多くのカフェやマッサージなどが立ち並ぶ、若者に人気のモダンなエリア。
コンドミニアムも多く立っており、評判の良い場所1つご紹介します!
Palm Springs(パームスプリングス)
Palm Springs(パームスプリングス)は、ジム・プール付きで立地も良く、日本人にも人気のコンドミニアムです。
2023年1月現在は、大体1部屋15,000バーツ(約6万円)〜。広いお部屋は20,000バーツ前後することも。
建物は「Palm Springs Nimman Royal」、「Palmsprings Nimman Phoenix」、「Palm Springs Fountain Condo」など、複数存在するようです。
③ ナイトバザールエリア
ナイトバザールエリアは、チェンマイ旧市街の東側にある、有名なナイトバザールのある場所。エリア名は「チャンクラン」といいます。
このエリアに住めば、毎日ナイトマーケットに足を運ぶこともできますね!
④ サンティタム(Santitham)エリア
まだ開拓されていない、「穴場」とも呼ばれるエリアです。
⑤ リバーサイド(ピン川)エリア
チェンマイ旧市街の東に縦に走る「ピン川」。このエリアにもいくつか物件が存在します。
⑥ セントラルフェスティバル周辺エリア
セントラルフェスティバル(Central Festival)とは、チェンマイで有名なショッピングセンター。
この周辺に、新し目で綺麗なコンドミニアムが多く立ちます。
意外と候補のエリアになりにくいようですが、ショッピングエリアが近く、赤バスの「ソンテウ」で中心地に行くこともできるので、個人的には結構おすすめです。
タワマンに住みたい人には良いかも!
Supalai Monte
30階くらいまである、綺麗なコンドミニアムです。
Airbnbで借りましたが、まだ新しく本当に綺麗でした!窓からの眺めも最高です!
The Issara
こちらは2022年に立った新しいホテル。
セントラルからも若干北に位置していますが、Ruamchokと言う月火限定でナイトマーケットの開催される場所が徒歩圏内。
部屋もかなりお洒落です。もちろんジム・プール付き。
Airbnbにも出品されていたので、注目です!
⑦ その他のエリア
中心地に近いエリアでご紹介しましたが、もう少し田舎に行ってみるのも個人的には良いと思います。
中心地は、観光やショッピングなどにおすすめですが、実はチェンマイは中心地を離れても魅力が詰まっているんです!
例えば、
- 少し北西の方に離れた「Ruamchok」「San Saiエリア」も栄えてきていますし、
- 空港が近く、セントラルエアポートと言うショッピングモールのある「Maihidol」エリア、
- 「チェンマイ大学」や、目の前のナイトマーケット周辺、ニマンヘミン南の「Suandokエリア」など…
「中心から離れても、安くて綺麗なコンドミニアムを探してみたい!」
「少し離れて、もう少しチェンマイのローカル感を味わいたい!」
そんな方は、エージェントに聞いて内見をしてみると良いかと思います!◎
少し田舎の方が観光客が少なくて、物価も下がります。
個人的には、何故か幸福度上がる気がします!(笑)
まとめ
チェンマイでの物件探しについて、流れや方法をご紹介しました!
エリアについてもご紹介しましたが、やはり大事なのは「実際に行ってみる」もしくは「滞在してみる」ことだと思います。
そして、気になるエリアの周辺を散策してみることをおすすめします!
それでは、素敵なチェンマイライフをお過ごしください!